一面本棚でできた図書館が日本にあります。
武蔵野美術大学(小平市) は、2011年春に「美と知」の統合をあらわす新しい
シンボルとして「美術館・図書館」を開館させました。
図書館ではなく、「美術館・図書館」というだけに、一面が本棚で出来ている等、
斬新な空間を創りだしています。
図書館の中は、約9.1メートルの高さの本棚がいたるところに。
本棚が、”棚”という本来の役目を超え、インテリア化しているのが良くわかります。
図書館の壁が本棚で出来ているところが、美術大学のシンボルらしさを
体現しています。
この図書館に足を踏み入れたら、本を読まずに本棚ばかり見つめてしまいそうです。