(社)日本パッケージデザイン協会創立50周年記念事業として、宇津救命丸、江崎グリコ、日清カップヌードルなど、多くの人に使われ続けてきた商品約300点を集めた企画展「日本のロングセラー商品展」が、東京都文京区水道の印刷博物館P&Pギャラリーで開かれています。11月6日まで。
この展覧会では、30年以上生き続けてきた主なロングセラー商品約300点の今の姿を、発売年順に紹介されています。併設の「パッケージデザインの勘ドコロ」では、自ら手掛けた商品に関するデザイナーのコメントをみることができます。
展示の中で、最古の商品は宇津救命丸。慶長2年(1597年)に発売された。現在の原型となった、乳児と幼児をあしらった大正時代の箱デザインも写真で紹介されています。
展示されている商品はどれも馴染のある商品ばかり。その商品の発売当時、自分が手にした時のことを思い浮かべながら見学すると、より興味は増すでしょう。
午前10時~午後6時まで、無料。http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/110820/index.html