2009年4月に閉館した日比谷公園のシンボル的な存在だった
「都立日比谷図書館」が11月4日、「千代田区立日比谷図書文化館」として
リニューアルオープンしました。
日比谷図書館は、日比谷公園の中という絶好の環境にあるため、これまで都立図書館
で群を抜く、利用者を集めてきました。
2008年10月に都と千代田区の間で、都立から区立への移管が合意され、
2010年6月から改築工事が行われていました。
日比谷図書文化館の蔵書は約15万冊で、日比谷図書館閉館時の約14万冊から
約1万冊の増加。今回のリニューアルでは、ジャンルの異なるコーナーをオレンジゾーン、
パープルゾーン等、色により区分し、利用者の利便性の向上を図っています。
日比谷図書館の強みの一つ、月刊誌、週刊誌は政治・経済系から技術系まで
豊富に取り揃えられています。
館内の施設で特筆すべきは、書店の設置と本格的レストランの入店です。
書店は、丸善が運営、品ぞろえも東京や江戸に関連した書籍が多く置かれています。
地下のレストランは、これまでの公立図書館の飲食施設ではありえないような
高級感の漂うレストランが入店しています。
館内には、コンシェルジェが常駐。また、会議室や閲覧コーナーも充実しており、
ビジネスマンの新たな拠点として注目を集めそうです。
http://hibiyal.jp/hibiya/index.html