現在行われている美術館の建物自体を展示目的にした
”アール・デコの館(10月30日まで開催)”を最後に当分の間、休館することに。
東京都庭園美術館は朝香宮邸(朝香宮殿下は久邇宮家第8王子、妃殿下は明治天皇第8皇女)として昭和8年(1933年)に建てられた建物を、そのまま美術館として公開したもので、戦後の一時期、外務大臣・首相公邸、国の迎賓館などとして使われてきた洋館を、建設から半世紀後の昭和58年(1983年)10月1日、美術館として新しく生まれかわり、現在に至っています。
JR目黒駅からすぐ近くにあるとは思えないほど美術館は広大な緑溢れる庭園に囲まれ、
自然と建物と美術作品があわせて楽しめることから庭園美術館と名付けられました。
多くの美術愛好家に親しまれ、名所でもある庭園美術館は、2011年11月より改修工事
に伴い、全面休館します。HPによれば、長期にわたる休館となるとのこと。
今月末まで開催中の展示会が、現在の庭園美術館の姿を見る最後のチャンスです。
ご都合のつく方は、お見逃しなく。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/index.html