都内から、ちょっと足を延ばして、横浜の話題です。
10日に、横浜市の開港記念館で、日本豆本協会の「第1回・豆本のつどい」が開催されました。
豆本とは手のひらの上に載るほどの小さな本のこと。和綴じのかわいい帳面から、活版印刷を用いた本格的な小説集まで、愛好家たちが絶えません。
日本豆本協会は、豆本をつくる人や、楽しむ人たちが交流を深める場所です。「第1回・豆本のつどい」では、豆本愛好者たちが一同に集まり、豆本の紹介や販売が行われ、豆本を実際につくる「豆本教室」も開催されました。
また、「豆本のつどい」では、豆本に関する情報も交換されました。当日に配布された「豆本のつどいNEWS」を見ると、2012年に開催されることが決定した、国内最大規模の豆本愛好家の祭典「豆本フェスタ3」の紹介が掲載されていました。
豆本が好きな人も、これから始めてみたいと思っている人も、創作の秋に、豆本を楽しんでみてはいかがでしょうか。
日本豆本協会トップページ:http://mamehonkyo.jp/
(竹内みちまろ)
当日は、会議室の机いっぱいに、持ち寄られた豆本が並べられました。
横浜市開港記念館、赤レンガ造りの歴史有る建物です。
関連記事
サロン・ド・豆本リーナ
サロン・ド・マロリーナ
豆本カーニバル、行列ができる=東京古書会館
神隠しと日本人/小松和彦のあらすじと読書感想文
流れる/幸田文のあらすじと読書感想文