インド料理“グルガオンは、銀座の中心部4丁目から松屋を通り過ぎ、名鉄メルサの反対側にあるみずほ銀行の脇の道を入って100メートルほどのところにあります。
店は地下にあるのですが、道に濃い緑地に黄色い字で“インド料理 グルガオン”というかなり目立つ大きめな看板がありますのでこの看板を目印にすると迷いません。
店内に入って、まず驚くのは女性客の多さ。8割程度が3~4人組の20~30歳代の女性。それに場所柄か、ファッショナブルな女性が目立ちます。店内もウッディーなテーブルと椅子、外から丸見えのガラスと同じインド料理店といっても、良くも悪くも気取りのない神保町とは全く雰囲気が異なります。
ランチメニューは、本日のカレー、三色カレー、タンドリーランチ、グルガオンスペシャルの4種類。本日のカレーは辛口、中辛、マイルドの3種類に分かれており毎日変わります。私が行った日は、辛口=チキン挽き肉とキャベツ、中辛=レンコンと里芋(ホウレン草ソース)、マイルド=クリーミーエビカレーで、私はこの3つ全てを選べる3色カレーを注文しました。本日のカレーと3色カレーはナンかイエローライスのどちらかを選びます。
3食のカレールーが同じ大きさの円形の器に入れられ、ナンとサラダと一緒にプレートに載せられテーブルに運ばれます。3種類もあるとどれから食べるか迷いますが、辛口がどの程度か確認するため、まず辛口へ。日頃の鍛錬?のためか、思ったより手ごたえ(舌ごたえ?)は感じません。よく煮込んだキャベツの味がまろやかな味を醸し出しています。
マイルドのクリーミーエビカレーは、カレーというよりシチュウに近い感じで、女性が好みそうなマイルドな甘さが感じられます。ナンは他店より固めで、甘みがあまりありません。ナンの代わりにチーズクルチャという“チーズの入ったナン”があるのですが、女性に人気があるようで、周囲の女性はほとんど、チーズクルチャを注文していました。
女性客の割合の多い店の宿命?か、客の滞在時間は長めで客の回転はあまりよろしくない?ようです。そういう意味で、仲間とゆったりと過ごせる女性向きのお店といえるでしょう。