2013年9月15日日曜日
★東京オリンピックが台無しにした東京のシンボル
ちょうど1週間前、新聞やTVではスペインのマドリードが優勢という情勢に加え
IOC総会の直前に福島の汚染水問題が明らかになったことから、2020年のオリンピック開催
はないものと思っていました。
翌8日、日曜日、TVをつけたら予想に反し、東京開催となり驚きました。
私個人としては、東京で2回やるより、大阪・名古屋等の他の都市で開催したほうが
東京一極集中の弊害を減らすため好ましいと考えていました。
日本の経済規模、1億を超える人口から考えると東京以外にオリンピック開催できる
都市がないというのは好ましくないと思います。
そういう意味で、今回の東京開催決定は、国全体の均等な発展からすると?
という感じがします。
目を前回の1964東京オリンピックに転じてみると、開催に伴う弊害が色々あったようです。
弊害の一つが、東京のシンボル”日本橋の景観です。(写真)
オリンピックの開催日に間に合わせるために突貫工事で高速道路を完成させたため、
東京のシンボル”日本橋”の真上に高速道路を通らせ、景観を台無しにし現在に至っています。
数十年に一度あるかないかのオリンピックの2週間のために、害された景観は半ば永久に
復元できません。
2020年オリンピック開催を受け、建設業界は早くも浮き足だっている状況ですが
第二の日本橋を産み出さないようにして欲しいものです。