MOKUMOKUのほぼ週3日、壁新聞
東京・神保町在住の自称ジャーナリスト”MOKUMOKU”が政治・経済からトレンド、本の情報からグルメ情報に至るまで、偏見に満ちた?視点で一刀両断します。
2013年8月5日月曜日
村上春樹の”色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年”読んでみた
村上春樹の話題作”色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年”
読了。
この小説は、名古屋の高校で同級生で仲良しグループを形成
していた、
赤松と青海の2人の男子、白根と黒埜の2人の女子に
唯
一苗字に色がつかない多崎つくるの人間関係を中心に展開していく
。
5人の仲良しやその後に知り合った友人との出来事を通じて、多
咲つくるの
”20歳の時点で実質的に歩みを止めてしまったみたい
”な人生と個性を
浮かび上がらせる描写がこの小説の読みどころで
す。
ただ、リスト作曲の『巡礼の年』を事前に聴いておかないと、
イメージ
出来ない箇所があるのが難点。
個人的には、前作の1Q8
4よりは数段、面白いと感じました。
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