2013年9月15日日曜日

LOVEとLIKEはどう違うのか?

地下鉄のホームの壁にある広告で時々、見かける朝日新聞の天声人語を用いた広告、 なかなか考えさせられます。 広告に使用されているのは、2010年に書かれた天声人語。 そもそも天声人語にはタイトルはありませんが、広告用に”「LOVE」と「LIKE」はどう違うのか。”という題がつけられています。 それによると、”LOVEは異質なものを求め、LIKEは同質なものを求める心の作用だ”として、これを小学校の”いじめ問題”の要因の一つ ”仲間はずれ”に結び付けた内容となっています。 天声人語の筆者の、仲間はどうしても”同質なグループ(LIKEなグループ)”になりがちで、居心地がよいので どうしても”異質な友達”を求める(LOVE)が疎かになるのではないかという指摘は、 小学校に限った話ではなく一般社会にも通じることだと思いました。 更に言えば、いつも自分の好きな趣味や情報にばかり触れていると居心地は良いかもしれませんが、 自分にとって良い影響をあたえるような物事や情報に接する機会を失うことなりかねません。 日頃から、異質な人や情報等に、可能な限り接することの大切さを改めて感じました。